目次
基礎編(1年目)|高齢者施設向け 演奏活動スタートガイド
このページについて
このページは、演奏活動を始めて1年目の方向けにまとめた
「高齢者施設での演奏活動に必要な基礎セット」です。
春・夏・秋・冬に共通して使える曲目、
施設へのご提案方法、準備物などをひとつにまとめています。
まずはここにある内容を押さえていただければ、
一年間の演奏活動が安心して進められます。
1.季節別プログラムの基本構成(春・夏・秋・冬 共通)
季節ごとの曲は変わっても、構成はほぼ同じで大丈夫です。
下記は、どの季節にも応用できる「基本の流れ」です。
【基本プログラム(45〜60分)】
- ごあいさつ
- 発声ウォーミングアップ(簡単な体操・深呼吸)
- みんなで歌う ①(唱歌・季節の歌)
- 楽器演奏コーナー(ソロ演奏)
- みんなで歌う ②(昭和歌謡)
- 手拍子・参加型コーナー
- エンディング(しっとりした一曲)
※ 季節の歌だけ入れ替えれば、一年中この形で運営できます。
2.季節ごとの代表曲(一年目で押さえておきたい唱歌・童謡)
一年目は、各季節3〜8曲を目安にレパートリーを作れば十分です。
あとは、毎年少しずつ増やしていきましょう。
【春の曲(例)】
・早春賦
・花
・どこかで春が
・春が来た
・春の小川
・花の街
・さくらさくら
・ふるさと(通年で使用可)
【夏の曲(例)】
・夏の思い出
・海(うみ)
・夏は来ぬ
・我は海の子
・浜辺の歌
・椰子の実
【秋の曲(例)】
・もみじ
・赤とんぼ
・里の秋
・ちいさい秋みつけた
・村祭
・七つの子
【冬の曲(例)】
・雪
・たき火
・冬景色
・スキー
・ペチカ
※ 上記はあくまで一例です。
ご自身の得意な曲・好きな曲を混ぜながら構成していただいて構いません。
3.昭和歌謡の曲目例(どの季節でも喜ばれる定番)
ここでは、高齢者施設で特に喜ばれやすい昭和歌謡を一部ご紹介します。
・上を向いて歩こう
・見上げてごらん夜の星を
・青い山脈
・高校三年生
・瀬戸の花嫁
・北国の春
・知床旅情
・なごり雪
・四季の歌
・いい日旅立ち
・川の流れのように
・時の流れに身をまかせ
※ 地域や年代により好まれる曲が異なりますので、
実際のご様子に合わせて入れ替えてご活用ください。
4.歌詞カード・プログラムについて(当スクールでご用意します)
歌詞カード・プログラムは、ご希望の場合、
見やすい大きな文字で当スクールにてご準備いたします。
- 季節の歌
- 童謡・唱歌
- 昭和歌謡の一部
ご希望の曲がございましたら、公式LINEより曲名をお知らせください。
※ 歌詞のレイアウトやフォントサイズ等は、施設様・ご入居者様の状況に合わせて調整いたします。
5.施設様へのご提案方法(基礎の流れ)
【基本の流れ】
- 行ってみたい施設を一つ決める
- ご提案メールを送る(下記テンプレートを使用)
- 返信をいただいたら、日程と内容の調整
- プログラムを作成
- 歌詞カードをスクールに依頼
- 当日の持ち物を確認し、演奏へ
最初の一年目は、この流れだけで十分です。
▼ 実際に使えるテンプレート集はこちら
演奏活動に必要な「メール文・企画書・SNS文」など、
すぐ使える実践テンプレートは テンプレート集ページ にまとめています。
迷ったとき、手が止まったときは、こちらをご活用ください。
6.施設様へのご提案メールテンプレート(基礎編)
【件名】
季節の音楽会のご提案につきまして(〇〇〔お名前〕)
【本文例】
〇〇施設
〇〇ご担当者様
いつも大変お世話になっております。
〇〇(楽器名)の〇〇〇〇と申します。
〇月に入り、いかがお過ごしでしょうか。
この度、ご入居者様向けの「季節の音楽会」をご提案させていただきたくご連絡いたしました。
【ご提案内容】
・所要時間:30〜60分
・内容:季節の歌、昭和歌謡、楽器演奏
・形式:みんなで歌う参加型のコンサート
・歌詞カード:当方にてご用意いたします
プログラム例としては、
「ふるさと」「青い山脈」など、
耳なじみのある曲を中心に構成いたします。
もしご検討いただけるようでしたら、
ご都合のよろしい候補日をいくつかお知らせいただけますと幸いです。
ご多忙のところ恐れ入りますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇〇〇(お名前)
7.参考サイト・参考楽譜について
【歌詞の確認に役立つサイト】
歌詞の確認には、各種歌詞サイト等をご活用ください。
(例:大手歌詞配信サイトなど)
※ 外部サイトのため、内容や表示は変更される場合があります。
※ 歌詞の印刷や配布等は、各サイトの利用規約・著作権に十分ご注意ください。
【参考になる市販楽譜(野ばら社など)】
高齢者施設向けのレパートリー作りには、市販の安価な楽譜も大変役に立ちます。
例:
・野ばら社の唱歌・童謡集 ほか(数百円程度で購入可能)
ご自身でレパートリーを増やしたい方は、
お近くの書店やオンラインストアで一冊お手元に置いておかれると安心です。
8.一年目の目標と、次のステップ
一年目の目標は、
- 各季節に3〜8曲ずつレパートリーを持つこと
- 行ってみたい施設に一度ご提案をしてみること
- 30〜60分の基本プログラムに慣れること
この三つがクリアできれば、「演奏活動の土台(一年目)」は完成です。
その後は、
- 架電営業先を増やす
- 単価を上げていく
- YouTube・Instagramを活用して実績を見える化する
といった「ステップアップ編」に進んでいきます。
一年目ガイドの締めくくり
演奏活動は、特別な才能よりも「小さな一歩の積み重ね」で形になっていきます。
季節の曲を少しずつ覚え、行きたい施設を一つ決め、メールを一通送ってみる。
それだけで、確実に道が開けていきます。
反対に、どれほど準備が整っていても、行動がなければ収益化にはつながりにくいものです。
まずは小さくてかまいませんので、できるところから始めてみてください。
演奏活動実践スクールでは、皆さまが安心して挑戦できるよう、
森口が責任をもってしっかりとサポートいたします。
不安なことや迷われることがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
一緒に、一歩ずつ進んでまいりましょう。
この一年が、皆さまの演奏活動の確かな土台となりますように。
演奏活動実践スクール
森口九喜子