目次
ステップアップ編(2年目)|収益と信頼を育てるためのガイド
このページについて
このページは、演奏活動実践スクールで「一年目の土台」が整った方に向けた、
ステップアップ(2年目以降)のためのガイドです。
一年目で、四季のレパートリーや基本のプログラム、
施設様へのご提案メールなどの「基礎セット」が整ったあとは、
少しずつ「収益」と「信頼」を高めていく段階に入ります。
ここでは、2年目以降に意識したい次のポイントをまとめています。
- 架電営業先を増やし、演奏の機会を広げる
- 単価を上げていき、同じ時間で得られる収入を高める
- YouTubeで演奏動画を「資産」として積み上げる
- Instagramで世界観と信頼感を整える
すべてを一度に完璧に行う必要はありません。
できるところから、少しずつ取り入れていきましょう。
1.2年目の全体像とゴール
2年目以降は、「やってみる」段階から一歩進んで、
「続けながら、少しずつ成果を積み上げる」段階に入ります。
2年目の主なゴールの目安は、次のとおりです。
- 演奏に行く施設の数を少し増やす(新規の施設を1〜2か所増やす)
- 演奏謝礼の単価を、少しずつ上げていく(5,000円 → 7,000円 → 1万円など)
- YouTubeに演奏動画を継続的にアップする習慣をつくる
- Instagramで「演奏活動をしている人」としての顔を整える
一年目は「演奏活動の土台」をつくる時期でした。
二年目以降は、「土台の上に小さな積み木を重ねていく時期」とお考えください。
▼ 二年目で活用したいテンプレート
営業メール、SNS投稿文、企画書など、
二年目の実践に役立つ資料は テンプレート集 にまとめています。
必要なタイミングでご活用ください。
2.架電営業先を増やす(エリア・施設の質を上げる)
一年目に「行きやすい近隣の施設」へのご提案を行った方は、
二年目以降、少しずつ「営業先の質」と「数」を高めていくことを目指します。
【ステップ1:エリアを少しだけ広げる】
・自宅最寄り駅から電車で30〜40分圏内まで広げてみる
・「高級有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」を意識して探す
・インターネット検索で、同じ系列のホームを一覧にする
【ステップ2:同じ系列の施設に「横展開」する】
一つの施設で演奏が好評だった場合、
同じ会社・同じブランドの施設にご提案することで、
無理なく演奏回数を増やしていくことができます。
例:
「先日は〇〇ホーム様での演奏の機会をいただきありがとうございました。
ご好評をいただいたプログラムを、系列の他施設様でもご提案できればと存じます。」
【ステップ3:森口の架電営業代行との組み合わせ方】
森口が架電営業代行を行ったエリア・施設リストをもとに、
二年目はご自身でのフォローの電話やメールを組み合わせていくことで、
「一緒に育てていく営業先」が少しずつ増えていきます。
無理のない範囲で、
月に「1施設、新しいご提案をしてみる」ことを目安にしてみてください。
3.単価アップの進め方(5,000円から1万円へ)
二年目以降は、「回数」だけでなく「単価」を少しずつ上げていくことで、
同じ時間でも、得られる収入を増やしていくことができます。
【単価アップの基本的な考え方】
- 「一度きり」の演奏ではなく、「継続してお伺いしている」こと自体が価値になる
- 季節のプログラムや歌詞カード、参加型の工夫などを含めた「企画」としてご提案する
- 単価を上げるときは、急に大幅アップではなく、段階的に上げていく
【ステップアップの例】
- 一年目:30分 5,000円(交通費込)
- 二年目:40〜45分 7,000円
- 三年目:45〜60分 8,000〜10,000円
【単価アップをお伝えするタイミング】
・年度の切り替え時(4月や新年)
・プログラム内容を大きく充実させたタイミング
・「次年度の年間ご提案」の際に、改定料金としてお伝えする
単価アップの文面については、別途「テンプレート集」ページにて、
ご利用いただける例文をご用意しています。
4.YouTube活用で「資産」を育てる
YouTubeは、一度アップロードした動画が、
何年にもわたって「演奏の証拠」として働いてくれる、大変大きな資産です。
・高齢者施設のご担当者様が、演奏の雰囲気を事前に確認できる
・演奏活動の「軌跡」を記録として残せる
・登録者1,000人以上になると、YouTubeからの収益化も目指せる
【最初の目標:本数の目安】
- 無理のないペースで「週1本」アップできれば十分です
- 難しい場合は「月2本」からでもかまいません
- 曲は、すでに施設で演奏している曲から選ぶと負担が少なくなります
【動画1本あたりの基本構成】
- 演奏部分(フルコーラス または 1〜2番まで)
- タイトルに「曲名・楽器名・用途(高齢者施設向け)」を入れる
- 概要欄に「自己紹介・活動エリア・お問い合わせ先」を記載する
撮影やアップロードの具体的な手順については、
「YouTubeアップロード手順」ページや、受講生専用マニュアルにてご案内しています。
5.YouTubeタイトル・概要欄の基本テンプレ
YouTubeのハードルを下げるために、
ここでは「タイトル」と「概要欄」の基本形をご紹介します。
詳細なテンプレートは、別ページ「テンプレート集」にまとめてあります。
【タイトルの基本テンプレ】
例1:
【高齢者施設向け】青い山脈|フルート演奏|なつかしの昭和歌謡
例2:
【季節の歌】もみじ|ピアノ演奏|秋の歌・みんなで歌える定番曲
例3:
【童謡・唱歌】ふるさと|クラリネット演奏|ご入居者様に人気の一曲
【概要欄の基本テンプレ】
▼ 概要欄・ひな形
本日は「〇〇(曲名)」を演奏いたしました。
高齢者施設様向けのコンサートや、季節の音楽会でよく演奏している一曲です。
【自己紹介】
〇〇(お名前)/〇〇(楽器)
〇〇県〇〇市を中心に、高齢者施設様向けの参加型コンサートを行っています。
【活動エリア】
〇〇県〇〇市/〇〇区 ほか
【演奏のご依頼・お問い合わせ】
公式LINE:〇〇〇〇〇〇
メール:〇〇〇〇〇〇
【主なレパートリー】
季節の童謡・唱歌、昭和歌謡、懐かしの映画音楽など
このほか、曲ごとに使えるテンプレートや、
演奏活動実践スクール生向けの文例集は「テンプレート集」ページにまとめてあります。
6.Instagram活用で信頼感と世界観を整える
Instagramは、「今、どのような活動をしているか」を
視覚的に伝えることができる、とても便利なツールです。
【Instagramの役割】
- プロフィール欄で「誰が・どこで・何をしているか」を簡潔に伝える
- 投稿で「演奏活動の様子」や「準備の過程」を見せる
- リール動画で、短い演奏シーンを紹介する
【最初に整えるポイント】
- プロフィール写真を、演奏用の宣材写真にする
- 「高齢者施設向け演奏」「活動エリア」「連絡方法」を一文で入れる
- 固定投稿に、自己紹介・演奏内容・代表的なプログラムをまとめる
YouTubeが「演奏の資産」を積み上げる場所だとすると、
Instagramは「今現在の活動状況」を見せる場所、というイメージです。
7.2年目の年間スケジュール例
ここでは、二年目以降のイメージがつきやすいように、
一年間の流れの一例をご紹介します。
【年間スケジュール例】
- 春(4〜6月):
新しい施設へのご提案/春〜初夏のレパートリー充実/YouTubeに月2本アップ - 夏(7〜9月):
単価アップの準備(資料やプログラムの見直し)/
YouTube・Instagramのプロフィール整備 - 秋(10〜12月):
秋〜冬のプログラム強化/来年度の年間ご提案/
撮影しやすい時期にまとめて動画を撮っておく - 冬〜年度末(1〜3月):
翌年度の料金・内容の見直し/単価アップのお知らせ準備/
次の一年の目標(演奏回数・YouTube本数など)を整理する
すべてをその通りに行う必要はありませんが、
おおよその流れをイメージしておくことで、
「今どこにいるか」「次に何をするか」が見えやすくなります。
8.よくあるつまずきと、その乗り越え方
【1.忙しくなって、YouTubeやInstagramが止まってしまう】
演奏やお仕事、家事などで忙しくなると、
発信が止まってしまうことは自然なことです。
・完璧な動画を撮ろうとしない
・スマートフォンでの簡単な演奏動画から再開する
・「月1本だけ」とハードルを下げる
【2.単価を上げることに抵抗を感じる】
「申し訳ない」「断られたらどうしよう」と感じるのも自然です。
その場合は、次のように考えてみてください。
- 一年目よりも、プログラムや準備に手間をかけている
- ご入居者様やご家族様にとっての価値は、確実に上がっている
- ご自身の時間と労力を大切にすることは、長く続けるためにも必要
【3.営業先を増やすのが怖い】
新しい施設へのご提案は、何年続けても緊張するものです。
その場合は、「一年に一施設だけ、新しい場所に声をかけてみる」など、
とても小さな目標から始めてみてください。
不安なときは、いつでも森口にご相談いただけます。
文面のチェックや、提案のタイミングなど、一緒に整理していきましょう。
ステップアップ編の締めくくり
二年目以降は、「特別なことを一気にやる」のではなく、
一年目までに積み上げてきた土台の上に、
小さな工夫や新しい一歩を、少しずつ乗せていく時期です。
架電営業先を一つ増やすこと、
単価を少しだけ上げてみること、
YouTubeに一本、演奏動画をアップしてみること。
どれも大きな変化ではないように見えて、
一年・二年と積み重なることで、収益にも、信頼にも、大きく影響していきます。
演奏活動実践スクールでは、
こうしたステップアップの過程を、決して一人きりにはせず、
森口が伴走しながら、着実に進めていただけるようサポートいたします。
不安やご質問がありましたら、
どうぞ遠慮なく、公式LINEやメールからお知らせください。
小さなご相談でも大丈夫です。
これからの一年が、
皆さまの演奏活動にとって「実りの多いステップアップの年」となりますように。
一緒に、一歩ずつ進んでまいりましょう。
演奏活動実践スクール
森口九喜子