Senior woman in a pink lace dress performs with a flute for elderly residents in a care home as others watch and smile, with a pink floral banner background and Japanese headline about monetizing music for seniors.

高齢者施設での楽器演奏を収入につなげる方法|日曜日の1時間から始める演奏活動

「せっかく長く楽器を続けてきたのだから、人前で演奏してみたい」

「自分の演奏で、誰かに喜んでもらいたい」

 

 

そう思いながらも、最初の一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。

 

 

演奏活動を始めるために、特別なステージや大きなコンサートホールは必要ありません。

 

 

たとえば、日曜日の14時から15時。

近所の高齢者施設で、30分から60分の演奏をする。

 

 

このような身近な活動から始めることができます。

幼い頃から続けてきた楽器が誰かの笑顔につながる

高齢者施設では、唱歌や昭和歌謡など、皆様がよくご存じの曲が喜ばれます。

 

 

演奏を聴いていただくだけではなく、一緒に歌っていただいたり、手拍子をしていただいたりする参加型の演奏会もおすすめです。

 

 

演奏が終わったあとに、

「懐かしかったです」

「また来てくださいね」

と声をかけていただけることもあります。

 

 

幼い頃から続けてきた楽器が、目の前の方の笑顔につながる。

これは、演奏する人にとっても大きな喜びです。

30分から60分の演奏が収入につながる

高齢者施設での演奏時間は、30分から60分ほどです。

演奏報酬は、1回5,000円から10,000円ほど。

 

 

ただし、演奏料は一律ではありません。施設様のご予算によって異なります。

 

 

まったく同じ内容の演奏でも、施設様が確保されている予算によって、いただける報酬が変わることがあります。

 

 

そのため、こちらの希望だけを一方的に伝えるのではなく、施設様のご予算やご希望を丁寧に伺うことが大切です。

あなたの演奏が収入につながらない理由

長く演奏を続けているのに、なかなか収入につながらない。

 

 

その理由は、演奏が上手ではないからとは限りません。

ご予算のない場所で演奏していることが、原因かもしれません。

 

 

ボランティア演奏には、人とのご縁をつくり、演奏経験を積めるという大切な役割があります。

 

 

しかし、ご予算のない場所で何度演奏を続けても、そこから有料の演奏依頼につながるとは限りません。

 

 

無料演奏を続けていれば、いつか自然に報酬をいただけるようになる、というものではないのです。

演奏を収入につなげるには場所選びが重要

あなたの演奏を収入につなげるためには、ご予算のある施設や団体で演奏する必要があります。

 

 

大切なのは、演奏の技術だけではありません。

 

 

「どこで演奏するのか」を選ぶことも、とても重要です。

 

 

演奏のご予算を持っている施設や団体を探し、相手のご希望に合った演奏をご案内する。

 

 

この視点を持つことで、趣味として続けてきた楽器を、少しずつ収入につなげられるようになります。

演奏を仕事にするにはビジネススキルも必要

演奏を仕事にできていない方は、演奏技術だけではなく、ビジネススキルを学ぶ必要があります。

 

 

ビジネススキルと聞くと、難しく感じるかもしれません。

 

 

しかし、演奏活動に必要なのは、特別に難しい経営の知識ではありません。

 

 

たとえば、次のような力です。

  • 演奏のご予算がある施設を探す
  • 施設様へ電話やメールでご案内する
  • 相手に伝わるプロフィールや演奏資料を作る
  • 演奏内容と料金を分かりやすく提示する
  • 施設様のご希望を丁寧に伺う
  • 演奏後にお礼や次回のご案内をする

どれほど素晴らしい演奏ができても、その存在を知っていただかなければ、依頼にはつながりません。

 

 

相手の立場に立ったご案内ができれば、地域で少しずつ演奏の機会を増やしていくことができます。

 

 

演奏力とビジネススキル。

この両方を身につけることで、長く続けてきた楽器を、誰かに喜ばれる仕事へと育てられます。

最初から完璧な演奏会でなくても大丈夫

演奏活動を始める前に、

「もっと上手になってから」

「曲数を増やしてから」

「時間に余裕ができてから」

と考える方もいらっしゃいます。

 

 

考えているうちに、何年も過ぎてしまうことがあります。

 

 

最初から完璧である必要はありません。

まずは、次のような小さな行動から始めてみましょう。

 

 

  • 30分の演奏プログラムを作る
  • プロフィールを1枚にまとめる
  • 近所の高齢者施設を調べる
  • 施設様へ1件ご案内してみる

その小さな一歩が、最初の演奏依頼につながります。

「いつか」ではなく今から動こう

幼い頃から続けてきた楽器は、あなただけの大切な財産です。

 

 

あなたの演奏を待っている方が、地域の高齢者施設にいらっしゃるかもしれません。

 

 

演奏したい人は、演奏するべきです。

 

 

「いつか演奏できたらいいな」で終わらせず、今できることから始めてみませんか?

 

 

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森口 九喜子
演奏活動サポートを行っている、森口九喜子です。 30年以上にわたり、 フルート演奏・フルート講師として活動してきました。 その中で、演奏の仕事そのものにやりがいを感じ、 次第に「演奏を仕事として続けたい方」の ご相談を受けるようになりました。 このブログでは、 本業がありながら演奏活動を続けている方や、 有償演奏について悩んでいる方に向けて、 ・演奏の仕事の考え方 ・現場でよくある悩み ・無理のない続け方 などを、実際の経験をもとにまとめています。 必要な情報を、できるだけ分かりやすく整理し、 安心して次の一歩を考えられる場になればと思っています。