【受講92日目】本業を続けながら休日に演奏の仕事へ|ハープ奏者の受講生さん、高齢者施設で30分5,000円の演奏会決定
演奏活動実践スクールの森口九喜子です。
今回は、普段は本業のお仕事をされながら、休日を利用して演奏の仕事をしたいと活動されているハープ奏者の受講生さんから、嬉しいご報告がありました。
受講92日目。
ご近所の高齢者施設様で、日曜日の演奏会が決定しました。
演奏時間は30分。
報酬は5,000円。
日程については、これから施設様と調整していきます。
そして、受講生さんからこんなうれしいメッセージもいただきました。

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「九喜子先生のおかげです」と言っていただきましたが、実際に施設様へ働きかけ、今回のご縁につなげられたのは受講生さんご自身です。
本業を続けながら一歩ずつ行動され、演奏のお仕事につながったことを、私も本当に嬉しく思います。
コロナ禍以降、演奏会を開催できていなかった施設様
今回ご依頼いただいたのは、コロナ禍以降、演奏会を開催できていなかった高齢者施設様です。
コロナ禍以前は音楽会などを開催していたものの、一度中止になってから、何となくそのまま再開できていない。
そのような施設様は今もあります。
「音楽会を再開したいけれど、誰にお願いすればいいのかわからない」
「以前お願いしていた演奏者とのつながりがなくなってしまった」
そんな施設様へ演奏者側からご提案することで、新しい演奏の仕事につながることがあります。
今回も、ご近所の施設様へのご提案からご縁が生まれました。
演奏の仕事は、募集されるのを待つだけではありません。
自分の演奏を必要としてくださる場所を探して、自分から知っていただくこと。
これも演奏活動を仕事につなげる大切な一歩です。
高齢者施設様での演奏報酬はいくら?
「高齢者施設で演奏すると、どのくらいの報酬をいただけますか?」
これは、とてもよくいただくご質問です。
私自身の経験では、高齢者施設様での演奏報酬は、1回5,000円〜10,000円程度になることが多いです。
演奏活動実践スクールの受講生さんの実績では、
1回3,000円〜20,000円程度
と幅があります。
なぜ、これほど金額が違うのでしょうか。
演奏報酬は、演奏者が希望する金額だけで決まるものではないからです。
同じ演奏内容でも施設様によって報酬は変わります
たとえば、同じ演奏者が同じような30分のプログラムを演奏したとしても、
ある施設様では5,000円。
別の施設様では7,000円。
別の施設様では10,000円。
ということがあります。
これは演奏の質が変わったからではありません。
施設様の規模や、レクリエーション・イベントに使えるご予算がそれぞれ違うからです。
そのため、
「30分演奏なら必ず10,000円」
というように、演奏者側だけで一律の基準を決めてしまうと、ご近所で演奏のお仕事を増やしていくことが難しくなる場合があります。
「必ず10,000円」と決めるより全体の条件を見る
もちろん、ご自身の演奏に価格を設定することは大切です。
だからといって、無償や赤字になる条件まで引き受ける必要はありません。
ただ、演奏のお仕事は報酬額だけでは判断できないこともあります。
たとえば、
自宅から近い施設様。
移動時間が短い。
30分演奏で5,000円。
そして、一度きりではなく今後も定期的にお願いしていただける可能性がある。
このような条件なら、本業を持ちながら演奏活動をされる方にとって、魅力的なお仕事になることがあります。
反対に、報酬が10,000円でも片道2時間かかり、交通費も自己負担であれば、必ずしも条件が良いとは限りません。
大切なのは報酬額だけではなく、
移動時間・交通費・演奏時間・準備時間・継続の可能性
などを含めて考えることです。
施設様のご予算に合わせて柔軟に対応する
演奏活動実践スクールの受講生さんを見ていても、施設様のご予算を伺い、自分が納得できる範囲で柔軟に対応できる方は演奏のお仕事が決まりやすいと感じています。
これは、
「安い金額でも引き受けましょう」
「無料でも演奏しましょう」
という意味ではありません。
施設様にもご予算があります。
そして演奏者にも、交通費や準備時間などを含めた希望条件があります。
双方の条件を確認して、
お互いに無理なく続けられるところを見つける。
私はこれが、地域で長く演奏活動を続けるためにとても大切だと考えています。
今回のハープ奏者の受講生さんは、30分5,000円で演奏会が決定しました。
そして、コロナ禍以降演奏会を開催できていなかった施設様に、再び音楽をお届けできることになりました。
演奏者にとっては「演奏の仕事」。
施設様にとっては、ご入居者様に楽しんでいただくための大切なイベント。
双方にとって良い形で演奏会が実現することが何よりだと思います。
本業を続けながら休日だけ演奏する方法もあります
演奏活動を仕事にしたいからといって、最初から演奏だけで生活する必要はありません。
今回の受講生さんのように、
平日は本業、休日は演奏の仕事
という働き方もできます。
まずは月1回から始める。
慣れてきたら月2回。
さらにご依頼が増えたら、ご自身の生活に無理のない範囲で月3回、月4回と増やしていく。
1回5,000円なら、
月2回で10,000円。
月4回で20,000円です。
金額だけを見ると小さな一歩に感じるかもしれません。
しかし、
「趣味として演奏する」から「自分の演奏で報酬をいただく」へ進むことには、大きな意味があります。
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