60代ピアノ講師が演奏する場面。花の装飾と聴衆の前で女性がピアノを弾いている。テキスト:『60代ピアノ講師ご紹介で演奏の仕事へ』

60代ピアノ講師、受講172日目に系列施設様からのご紹介で演奏の仕事へ

受講172日目|系列施設様からご紹介をいただき、初めての演奏へ

受講172日目を迎えた、音楽大学卒の60代のピアノ奏者の受講生様から、うれしいご報告をいただきました。

 

 

今回は、いつも演奏に伺っている高齢者施設様から系列施設様をご紹介いただき、新しい施設様で初めて演奏されました。

 

デビュー報告とお祝いのやり取りを中心に、歌詞カード作成の依頼と感謝の返信が交わされるチャット画面。

いつも演奏に伺っている高齢者施設様から系列施設様をご紹介いただき、今月、新しい施設様で演奏されることることになりました。

日頃の演奏やご入居者様への丁寧な対応を評価していただけたからこそ、次のご縁へとつながったのだと思います。

ピアノ教室のレッスンが週4日から週2日に

この方の本業は、ピアノ教室の先生です。

 

 

2025年12月8日から、演奏活動実践スクールの有料メール講座やPDF教材を活用し、ご自身で演奏の仕事について学んでこられました。

 

 

ところが2026年に入り、週4日あったピアノレッスンが週2日に減少。今後の働き方について考え、私のもとへお電話でご相談くださいました。

 

 

「60代になって、ピアノ教室を続けながら一般のパートに出るのは、現実的ではないと思います」

 

 

そのようにお話しされ、これまで培ってきたピアノの経験を生かせる「演奏の仕事」を始めることになりました。

営業開始からわずか7日で最初の演奏依頼を獲得

最初は、私と一緒に近隣の高齢者施設様への営業活動を進めました。

 

 

この方は音楽大学を卒業されており、ピアノの演奏技術はもちろん、プロフィールや演奏企画書も丁寧に準備されました。

 

 

さらに、高齢者施設様に安心して演奏を依頼していただけるよう、ご自身の演奏動画も作成。

 

 

プロフィール、企画書、演奏動画をそろえて営業を始めたところ、わずか7日で最初の演奏依頼を獲得されました。

 

 

春の段階で、早くもクリスマス演奏会のご依頼までいただき、その後も順調に演奏のお仕事を継続されています。

すべての依頼を引き受けないことも大切です

この方には、たくさんの演奏依頼が入るようになりました。

 

 

しかし、ご家庭のことやピアノ教室のレッスンもあるため、ご依頼が入っても、すべてをお引き受けしているわけではありません。

 

 

私は、そこが本当に素晴らしいと思っています。

 

 

演奏の仕事が増えることはうれしいことですが、無理をして生活のバランスを崩してしまっては、長く続けることができません。

 

 

自分が無理なく活動できる曜日や回数を決め、条件に合うご依頼を選ぶことも大切です。

 

 

「依頼されたら、すべて引き受けなければならない」ということはありません。

 

 

ご家庭や本業を大切にしながら、自分に合ったペースで続けることが、演奏活動を長続きさせる秘訣だと思います。

演奏活動のためにパソコンも購入

この方は、演奏の仕事を始めるために新しくパソコンを購入し、パソコン教室にも通われています。

 

 

プロフィールや企画書の作成、演奏動画の準備、施設様との連絡など、演奏活動ではパソコンを使う場面もあります。

 

 

最初からすべての操作ができなくても、まったく問題ありません。

 

 

この方も一つずつ学びながら取り組み、難しい操作については、ご家族にも協力していただいています。

 

 

新しいことを少しずつ覚え、ご家族の力も借りながら前へ進む姿勢が、現在の成果につながっています。

丁寧な演奏活動は「ご紹介」で広がります

今回、新しい演奏先が決まったきっかけは、いつも伺っている高齢者施設様からのご紹介でした。

 

 

施設様から別の系列施設様をご紹介いただけるのは、これまでの演奏活動を信頼していただけている証しです。

 

 

この方は、ご紹介からご紹介へと演奏先が広がる方です。

その一方で、ご自身でも営業活動を続けています。

 

 

一度演奏の仕事が決まったからといって営業をやめるのではなく、ご紹介と営業の両方を大切にしていることも、継続的にお仕事が入る理由の一つです。

素晴らしい演奏者でも、知っていただくための営業は必要です

音楽大学を卒業し、高い演奏技術を持っている方であっても、近隣の高齢者施設様に存在を知っていただかなければ、演奏の依頼にはつながりません。

 

 

演奏が上手であることと、演奏の仕事が入ることは別の問題です。

 

 

高齢者施設様へ、

「近くに、このような演奏者がいます」
「このような参加型の演奏会ができます」

とお伝えする営業活動が必要です。

 

 

プロフィール、企画書、演奏動画を準備し、丁寧にご案内することで、初めて施設様に演奏者として知っていただけます。

 

 

営業は、演奏を無理に売り込むことではありません。

必要としてくださる施設様と演奏者が出会うための、大切な活動です。

ピアノ教室と両立しやすい演奏の仕事

一般のパートやアルバイトの場合、決められた曜日や時間に、数時間勤務する必要があります。

 

 

一方、高齢者施設様での演奏は、ピアノレッスンの入っていない曜日を選び、30分から60分程度の演奏から始めることができます。

 

 

演奏料は施設様のご予算や内容によって異なりますが、1回5,000円から10,000円程度で決まることもあります。

 

 

これまでピアノ講師として培ってきた演奏力、選曲力、人前での対応力を生かしながら、空いている曜日に取り組める仕事です。

 

 

ピアノ教室を辞める必要もありません。

 

 

本業であるピアノ教室を大切にしながら、レッスンのない曜日に演奏の仕事を取り入れることで、新しい収入の柱をつくることができます。

60代からでも演奏の仕事は始められます

「今から新しい仕事を始めるのは難しいのではないか」
「パソコンが得意ではないから無理かもしれない」
「素晴らしい経歴があっても、本当に依頼が来るのだろうか」

そのように不安を感じる方もいらっしゃると思います。

 

 

しかし、今回の受講生様は60代から演奏活動を始め、営業開始からわずか7日で最初の依頼を獲得されました。

 

 

その後も演奏を丁寧に積み重ね、現在は施設様から系列施設様をご紹介いただくまでになっています。

 

 

大切なのは、今までの経験を生かしながら、必要な準備と営業を一つずつ進めることです。

 

 

無理のないペースで、ご家庭やピアノ教室と両立しながら続けることもできます。

 

 

これまで積み重ねてきた音楽の経験を、地域の高齢者施設様で喜ばれる演奏活動へつなげてみませんか。

 

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森口 九喜子
演奏活動サポートを行っている、森口九喜子です。 30年以上にわたり、 フルート演奏・フルート講師として活動してきました。 その中で、演奏の仕事そのものにやりがいを感じ、 次第に「演奏を仕事として続けたい方」の ご相談を受けるようになりました。 このブログでは、 本業がありながら演奏活動を続けている方や、 有償演奏について悩んでいる方に向けて、 ・演奏の仕事の考え方 ・現場でよくある悩み ・無理のない続け方 などを、実際の経験をもとにまとめています。 必要な情報を、できるだけ分かりやすく整理し、 安心して次の一歩を考えられる場になればと思っています。