Author Archives: 森口九喜子

About 森口九喜子

演奏活動サポートを行っている、森口九喜子です。 30年以上にわたり、 フルート演奏・フルート講師として活動してきました。 その中で、演奏の仕事そのものにやりがいを感じ、 次第に「演奏を仕事として続けたい方」の ご相談を受けるようになりました。 このブログでは、 本業がありながら演奏活動を続けている方や、 有償演奏について悩んでいる方に向けて、 ・演奏の仕事の考え方 ・現場でよくある悩み ・無理のない続け方 などを、実際の経験をもとにまとめています。 必要な情報を、できるだけ分かりやすく整理し、 安心して次の一歩を考えられる場になればと思っています。

高齢者施設で有償演奏を続けるための考え方と実例まとめ|無理なく仕事につなげる現場の判断基準

高齢者施設での演奏活動は「続け方」が何より大切です

高齢者施設での演奏活動について、
「一度は演奏できたけれど、その後につながらない」
「無料ばかりで、有償にならない」
というお悩みをよくお聞きします。

実は、高齢者施設での演奏活動は
始めることよりも「続けること」 のほうが難しい分野です。

この記事では、
高齢者施設で 有償演奏を無理なく続けていくための考え方 と、
実際に仕事につながった 具体的な実例 をまとめてご紹介します。


有償演奏が続く人は「演奏の上手さ」だけで勝負していません

まず大前提としてお伝えしたいのは、

有償演奏が続いている人=演奏が一番上手な人
ではない、ということです。

現場で評価されているのは、

  • 安心して任せられるか

  • ご入居者様に合った内容か

  • 職員の方の負担にならないか

といった 施設側の視点 です。

この視点を理解しているかどうかで、
「一度きり」で終わるか、「次もお願いします」と言われるかが分かれます。


【考え方①】高齢者施設は「コンサート会場」ではありません

高齢者施設での演奏は、
演奏者が主役のコンサートではありません。

大切なのは、

  • 懐かしい曲・歌える曲を中心にする

  • 音量・テンポに配慮する

  • 参加しやすい雰囲気をつくる

といった 生活の延長としての音楽 です。

この考え方に切り替えられるかどうかが、
有償演奏を続けられるかどうかの最初の分かれ道になります。


【考え方②】「無料か有料か」を感覚で決めない

「今回は無料でいいかな…」
「最初はタダのほうが頼まれやすいかも…」

そう感じることもあると思います。
しかし、現場では 感覚で決めるほど迷いが増えます

有償演奏が続いている方は、

  • 内容

  • 時間

  • 準備の有無

  • 移動や拘束時間

といった条件を見て、
「これは有償として成立するかどうか」 を冷静に判断しています。


【実例①】演奏活動開始16日で、4ヶ所の演奏が内定

実際に、演奏活動を始めて わずか16日 で、
高齢者施設4ヶ所の演奏が内定した方がいます。

この方は、

  • 対象を高齢者施設に絞った

  • プロフィールを施設向けに整えた

  • 近隣施設に丁寧に連絡した

という、基本的なことを正しい順序で行っただけ でした。

▶︎ 詳しい事例はこちら
[演奏活動を始めて16日で4件内定|高齢者施設で有償演奏が決まる人が最初にやっていること]


【実例②】「同じ演奏」でも結果が分かれる理由

同じ曲目、同じ演奏時間でも、

  • すぐに定期依頼につながる人

  • 一度きりで終わる人

がいます。

違いは、
施設ごとのニーズを理解しているかどうか です。

高齢者施設と一口に言っても、

  • 介護度

  • 人数

  • 行事の目的

はまったく異なります。

この違いを理解して提案できると、
「またお願いしたい」と言われる確率が高まります。


無理なく続けるために、いちばん大切なこと

高齢者施設での有償演奏を続けるために必要なのは、

  • 背伸びしないこと

  • 無理をしないこと

  • 判断基準を持つこと

です。

派手な実績や営業トークよりも、
「現場を理解している演奏者」 であることが、
長く信頼される近道になります。


より具体的な判断基準を知りたい方へ

この記事では、
考え方と代表的な実例をまとめました。

ただ実際の現場では、

  • この条件は有償になるのか

  • どこまで準備すべきか

  • 無料依頼をどう断るか

といった 細かな判断 が必要になります。

そうした判断基準や、
実際の現場対応については、
noteで詳しくまとめています。

▶︎ 近所で有償演奏を成立させるための考え方(有料note)

「続けられる演奏活動」を目指したい方のための内容です。

演奏活動を始めて16日で4件内定|高齢者施設で有償演奏が決まる人が最初にやっていること

演奏活動を始めて16日で、4ヶ所の演奏が内定しました

「演奏活動を始めたばかりですが、本当に仕事になりますか?」
このようなご相談をいただくことは少なくありません。

今回は、演奏活動を始めて わずか16日 という短期間で、
高齢者施設4ヶ所の演奏が内定した方 の実例をご紹介します。

特別なコネがあったわけでも、派手な実績があったわけでもありません。
ですが、いくつかの “最初の行動” をきちんと押さえていました。


有償演奏が早く決まる人は、演奏が特別上手なわけではありません

まずお伝えしたいのは、

有償演奏が早く決まる人 = 演奏技術がずば抜けて高い人
ではない、ということです。

実際に今回の方も、
「コンクール受賞歴がある」「音大を卒業している」
といったaわけではありません。

それでも短期間で結果が出たのは、
施設側の立場を理解した動き方 をしていたからです。


最初にやっていたこと①「誰に向けた演奏か」を明確にした

この方が最初に整理したのは、
「どんな場所で、どんな方に向けて演奏したいのか」という点でした。

・高齢者施設
・少人数でも対応可能
・歌える曲、懐かしい曲を中心に構成

このように、対象を具体的にしたことで
施設側にも内容が伝わりやすくなりました。


最初にやっていたこと② プロフィールと内容を“施設向け”に整えた

次に行ったのは、
プロフィールや演奏内容の見直しです。

演奏者目線ではなく、

  • ご入居者様が安心して楽しめること

  • 音量や曲目への配慮

  • 参加しやすい進行

といった 施設側が知りたい情報 を中心に整えました。

このひと手間が、
「一度お話を聞いてみたい」
「お願いしてみよう」
につながります。


最初にやっていたこと③ まずは近隣施設に丁寧に連絡した

いきなり遠方や大規模施設を狙うのではなく、
無理のない範囲の近隣施設 に絞ってご案内しました。

・電話やメールで丁寧に状況を確認
・無理な売り込みはしない
・先方の行事予定を尊重する

この姿勢が信頼につながり、
結果として 複数施設から前向きな返答 をいただくことになりました。


「有償演奏が決まる人」に共通していること

今回のケースからわかるのは、

  • 特別な才能よりも「考え方」

  • 派手さよりも「伝え方」

  • 勢いよりも「丁寧さ」

が、結果を左右するということです。

演奏活動は、
正しい順序で進めれば、短期間でも形になります。

実際に現場で「なぜ決まるのか」「なぜ断られるのか」は、
他の事例でも共通点があります。詳しくは関連記事でも解説しています。


実際の現場での考え方・判断基準について

この記事でご紹介した内容は、
実際のサポート現場で繰り返し見てきた事例の一つです。

・有償演奏として成立するかどうかの判断基準
・施設ごとの考え方の違い
・最初にやってはいけない行動

こうした点については、
noteにてさらに詳しくまとめています。

▶︎ 有料noteはこちら

高齢者施設での演奏活動をこれから始めたい方は、
▶︎ [高齢者施設で有償演奏を続けるための考え方と実例まとめ] もあわせてご覧ください。

高齢者施設で定期契約が決まる人の共通点|演奏が上手いだけでは選ばれない理由

定期契約が決まる人は、演奏が上手い人ではありません

― 高齢者施設で「毎月お願いします」と言われる理由 ―

同じ演奏なのに、結果が分かれる理由

高齢者施設での演奏活動を見ていると、
「演奏内容は同じなのに、定期契約が決まる人と決まらない人がいる」
という場面によく出会います。

実は、毎月のご依頼につながる方は、
必ずしも演奏技術が飛び抜けているわけではありません。

では、何が違うのでしょうか。


定期契約が決まる人の共通点①

メールだけで完結させない

定期契約につながる方は、
メールだけでやり取りを終わらせようとしません。

必要に応じて

  • お電話でご挨拶をする

  • 直接ご訪問する

といった行動を自然に行っています。

施設側にとっては、
「顔が見える」「声が聞ける」こと自体が大きな安心材料です。


定期契約が決まる人の共通点②

施設側の負担を先に考えている

・歌詞カードの準備
・当日の流れの説明
・入居者様が無理なく参加できる構成

こうした点を、こちらから先回りして整えている方ほど、
「またお願いしたい」と言われやすくなります。

演奏の上手さよりも、
施設の職員様が安心して任せられるかが重視されています。


定期契約が決まる人の共通点③

ひとりで悩まず、相談しながら進める

条件や進め方に迷ったとき、
ひとりで抱え込まずに相談できる方は、
結果として良い判断ができています。

その積み重ねが、
信頼につながり、定期契約へと発展していきます。


定期契約が決まる人の共通点④

完璧を待たずに、まず動く

「もっと準備してから」
「もう少し自信がついてから」

そう思っているうちに、
チャンスは通り過ぎてしまいます。

定期契約をつかむ方は、
動きながら整えていくことを選んでいます。


演奏活動は「技術」より「姿勢」で決まる

高齢者施設で定期契約が決まるかどうかは、
演奏技術そのものよりも、

  • 施設側の立場を考えられるか

  • 安心して任せてもらえるか

  • 継続を意識した行動ができるか

この「姿勢」が大きく影響します。


さらに詳しい実体験はこちら

今回の記事でお伝えした内容は、
実際の現場でのやり取りをもとにしています。

より具体的な実例や考え方は、
noteにて詳しくまとめています。

▶︎ 有償演奏・定期契約が決まる考え方をまとめた記事はこちら
https://note.com/kukiko99/n/nc0248f8f1b2b

無料で引き受けてしまう演奏者が、なぜ断れないのか

 

演奏の依頼が来たとき、
本当は「無料はきつい」と思っているのに、
気づいたら
「大丈夫です」
と答えてしまう。

そんな経験はありませんか。

頭では
「今回はお金をいただいた方がいい」
「これ以上、無償は続けられない」
と分かっているのに、
口から出る言葉は、いつも同じ。

この記事では、
なぜ無料演奏を断れないのか
その理由を、技術や実力の話ではなく、
気持ちの部分から整理してみたいと思います。


なぜ「断れない」のか

無料演奏を引き受けてしまう理由は、
演奏が下手だからでも、
価値がないからでもありません。

多くの場合、理由はとても人間的です。

  • 嫌われたくない

  • もう頼まれなくなるのが怖い

  • 音楽ができる場を失う不安

  • 「お金の話をする自分」が悪い気がする

特に、
地域や顔の見える関係の中で演奏していると、
「断る=冷たい人」
「お金を求める=がめつい」
そんなふうに思われるのではないかと、
無意識に感じてしまいます。

だから、
本当はきつくても、
本当は負担でも、
つい「大丈夫です」と言ってしまうのです。


断れない人ほど、真面目で優しい

ここで、ひとつ大切なことがあります。

断れない=弱い
ではありません。

むしろ、
断れない人ほど、

  • 責任感が強い

  • 相手の気持ちを考えられる

  • 場の空気を壊したくない

  • 音楽を大切にしている

とても真面目で、優しい人です。

だからこそ、
「自分さえ我慢すればいい」
「音楽ができるなら、それでいい」
と、自分を後回しにしてしまいます。

でもその優しさが、
長く続くと、
少しずつ自分をすり減らしてしまうこともあります。


無料が続くと、起きること

無償演奏が続くと、
こんな変化が起きやすくなります。

  • 内容や準備の負担が増えていく

  • 「ついで」「追加」が当たり前になる

  • 移動や衣装、楽譜代が自腹になる

  • 断るタイミングが分からなくなる

最初は
「今回だけ」
「お世話になっているから」
だったはずなのに、
いつの間にか
恒例行事のようになってしまう。

そして、
「今さらお金の話はできない」
という状態になります。

これは、
演奏者側の問題というより、
最初の伝え方を知らなかっただけ
というケースがとても多いのです。


断ることは、音楽をやめることではない

「断ったら、もう演奏できなくなるのでは」
そう感じる方も多いと思います。

でも、実際は違います。

  • 無償を断っても、関係が終わるとは限らない

  • 有償でも、きちんと喜ばれる場所はある

  • すべてを断る必要はない

大切なのは、
自分が納得できる形かどうか

「今回は条件が合わないので」
「今回はお引き受けできませんが、また別の機会に」

そう伝えることは、
音楽をやめることではありません。

むしろ、
音楽を長く続けるための選択です。


同じことで悩んでいる方へ

無料で引き受けてしまうのは、
演奏に価値がないからではありません。

ただ、
どう伝えたらいいかを、
誰にも教わってこなかっただけ

なのだと思います。

もし、
本業がありながら演奏活動を続ける中で、

  • 無料で引き受けてしまう

  • お金の話を切り出せない

  • 断りたいのに断れない

そんな悩みがあれば、
公式LINEからご相談ください。

同じような状況の方のお話を、
これまで多く伺ってきました。

公式LINEはこちら
👉 https://lin.ee/7vBslUZ

本業があっても演奏で収入をいただいていいのか、
その考え方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶︎
本業があっても演奏で収入をもらっていいと思う理由


著者プロフィール

演奏活動サポートを行っている
森口九喜子のプロフィールはこちらです。
👉 https://www.kukiko.online/profile/

本業があっても演奏で収入をもらっていいと思う理由

 

 

演奏活動サポートを行っている
森口九喜子です。

 

 

本業がありながら演奏活動を続ける方や、
有償演奏について悩んでいる方のご相談を
これまで多く伺ってきました。

 

 

本業があっても、
演奏で収入をいただいていいと思っています。

それは「お金が欲しいから」ではなく、
演奏に価値を感じてくださる方がいる
という事実を、大切にしたいからです。


なぜ「本業がある=演奏は無料」になりやすいのか

本業がある人の演奏活動は、
どうしても「本業の休日」や
「仕事が終わったあとの空き時間」に行われます。

 

 

そのため、本人も周囲も、
無意識のうちに
「趣味」「余暇」「気晴らし」
として捉えやすくなります。

 

 

また、

  • 本業で生活ができている

  • 副業禁止の職場に勤めている

  • 収入を得るつもりが最初からない

 

こうした条件が重なると、
演奏はさらに
「好きでやっているもの」
「お金を払わなくてもいいもの」
と見なされがちです。

 

 

人は知らず知らずのうちに、
「あの人は○○の人」という
レッテルで相手を判断します。

 

 

たとえば
「あの人は会社員だから」
「あの人は八百屋さんだから」

だから
「演奏は趣味」
「好意でやっている」
「協力してあげているだけ」
という意識が生まれ、

 

 


演奏にお金を払う発想自体が消えてしまう
ことも少なくありません。


私自身がそう感じてきた理由

これまで、私は何度も
同じ光景を見てきました。

  • 本業がある人が
    休日にイベントを盛り上げるため
    無料で演奏を引き受けている

 

  • 高齢者施設などで
    「お願いされて断れず」
    無償で演奏を続けている

 

 

 

断れない理由は、いつも同じです。

  • 関係を壊したくない

  • 地域で悪く言われたくない

  • 期待に応えたい

  • もう恒例になってしまった

 

 

本業や年金、資産があるから
「お金をもらわなくてもいい」
と自分に言い聞かせながら、
善意で演奏を続けている方もたくさんいます。

 

それ自体を
「それでいい」と思える人もいます。

でも一方で、

  • 内容がどんどん重くなる

  • 準備や移動の負担が増える

  • 自腹が増えていく

 

 

それでも
「今さら断れない」
「本当は少しでも予算を出してほしい」
と、心の中で感じている方が
とても多いことも、私は知っています。

 

 

実際に、
そうした本音の相談を
これまで何度も受けてきました。


演奏に価値を感じてもらえたら、お金が動くのは自然

演奏をするためには、
膨大な時間とお金がかかっています。

  • 長年の練習時間

  • 楽器購入・メンテナンス

  • レッスンや学びへの投資

  • 衣装・美容・身だしなみ

  • 楽譜代・移動時間・拘束時間

 

 

「その場に行って演奏する」
という行為の裏には、
見えない積み重ねがあります。

 

 

そして、
演奏を依頼するということは
「演奏が必要だから」 です。

 

 

継続して依頼されるなら、
それは
「前回よかった」
「意味があった」
「メリットがあった」
という証拠でもあります。

 

 

パンを配るなら、
パンにはお金を払う。

会場を借りるなら、
会場費は払う。

 

 

それなのに
演奏だけは払わなくていい
というのは、やはり不自然です。

 

 

生演奏には、
人の心を動かす力があります。
空間を変える力があります。

 

 

価値があるからこそ、
依頼されている。

 

 

だから私は、
演奏に価値を感じてもらえたら
お金が動くのは
とても自然なことだと思っています。


同じことで悩んでいる方へ

本業の休みや空き時間に
演奏して、
お金をいただけなくても
納得しているなら、それでいいと思います。

 

 

でも、もし少しでも
「きついな…」
「これでいいのかな…」
と感じたことがあるなら。

 

 

それは、
演奏の伝え方を知らないだけ
かもしれません。

 

 

相手にどう伝えるかで、
演奏に予算を割いてもらえることもあります。

 

 

一方で、
最初からお金を出す気のない
人・企業・団体からは
引き受けない勇気も必要です。

 

 

断ったら、
演奏ができなくなる寂しさがある。


その気持ちは、よく分かります。

だから
急に全部断らなくてもいい。

 

 

あなたの休みの日や空き時間に、
30分の演奏で
5,000円以上の報酬をいただきながら
喜ばれる場所は、
実は身近にあります。

 

 

どうか安心して、
演奏の価値を大切にしながら
音楽を続けてください。

 

 

もし、
本業がありながら演奏活動を続ける中で
「無料で引き受けてしまう」
「どう伝えたらいいか分からない」


そんなお悩みがあれば、
公式LINEからご相談ください。

 

 

同じような状況の方のお話を、これまで多く伺ってきました。

公式LINEはこちら

 

 

演奏活動サポートを行っている
森口九喜子のプロフィールはこちらです。
プロフィールを見る