Category Archives: 演奏活動の始め方

演奏の仕事を始めたい方に向けて、演奏先の見つけ方、高齢者施設への営業方法、演奏料金の決め方、選曲や準備のポイントなどを分かりやすく解説します。これまでの演奏経験を、地域の方に喜ばれる仕事へつなげるための実践的な情報をお届けします。

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コネなし・仕事ゼロから音楽の仕事で月30万円以上|40年間続けた11の実践

コネなし・仕事ゼロから音楽の仕事で月30万円以上|40年間続けた11の実践

私は1986年、大学在学中から演奏の仕事を始めました。

大学卒業後も演奏活動を続けていましたが、出産と育児のため、約7年間、演奏の仕事から離れた時期があります。

 

 

そして2000年から演奏活動を再開し、2026年現在も現役のフルート奏者として活動しています。

最初に演奏の仕事を始めてから、今年で40年になります。

 

 

ただし、この40年間、ずっと順調に仕事があったわけではありません。

私の父はサラリーマン、母は総合病院でパート勤務をしていました。音楽家の家庭に生まれたわけではないため、親から音楽関係の仕事を紹介してもらえるようなコネもありませんでした。

 

 

さらに大学卒業後、家庭の事情で3回の引越しを経験しています。

演奏の仕事は地域とのつながりも大きいため、引越しをするたび、それまで築いてきた仕事がなくなりました。

 

 

つまり私は、何度も「仕事ゼロ」からやり直してきたのです。

それでも、そのたびに自分で仕事を作り直してきました。

 

 

現在は、演奏、レッスン、オンラインでの仕事、出版などを組み合わせ、音楽の仕事で月30万円以上の収入を得られるようになりました。

 

 

この記事では、特別なコネのなかった私が、ゼロから音楽の仕事を作るために何をしてきたのか、そして現在も何を続けているのかをお伝えします。

電話帳を使って営業していた時代から、SNS、ホームページ、オンラインレッスン、Kindle、そしてAIまで。

 

 

仕事の作り方は変わりましたが、私の中で変わっていないことがあります。

それは、

「仕事が来るのを待つのではなく、自分から仕事を作る」

ということです。

音楽家として「見つけてもらえる場所」を作る

最初に大切なのは、演奏者や音楽講師を探している方から、見つけてもらえる場所を作ることです。

 

 

私は、無料のホームページサービスではなく、自分の独自ホームページを持つことをおすすめしています。

 

 

企業や施設の担当者様が演奏者の名前を検索したときに、次のような情報が分かる状態にしておきます。

 

 

・どのような演奏者なのか
・どのような活動をしているのか
・どのような場所で演奏してきたのか
・どのような演奏ができるのか
・どのように依頼すればよいのか

 

 

ホームページを作っただけで、すぐに仕事が来るとは限りません。

ブログやSNSも活用し、演奏活動、レッスン、演奏動画、音楽に対する考え方などを継続的に発信します。

 

 

仕事をお願いしようと思った方が名前を検索しても、何も情報が出てこないのは、とてももったいないことです。

まずは、自分の活動を知っていただける場所を整えることが大切です。

1.音楽事務所をリスト化して営業する

私が昔から実践してきたことの一つが、演奏者を派遣している音楽事務所への営業です。

インターネットがなかった頃は、電話帳を使って音楽事務所を調べました。

 

 

見つけた事務所をリスト化し、上から順番に電話をかけます。

採用担当者様には、次のように伺いました。

「演奏者を募集されていますか」

「オーディションはありますか」

「プロフィールや音源は、どのようにお送りすればよろしいでしょうか」

 

 

郵送と言われれば郵送し、メール添付と言われればメールで送ります。

指定された方法に合わせて、宣材写真、プロフィール、演奏歴、音源などを提出しました。

私は「毎日最低1通は送る」と決めていました。

 

 

一社に送って返事がなかったからといって、「私は必要とされていない」とは考えません。

次の事務所へ送ります。そして、また次へ送ります。

自分という演奏者の存在を知っていただかなければ、仕事は始まりません。

2.演奏者として身だしなみを整える

身だしなみは、演奏技術とは関係がないように思われるかもしれません。

しかし、人前に立つ仕事だからこそ、とても大切だと考えています。

 

 

私は美容室には月に1回、ネイルサロンには3週間に1回通っています。化粧も毎日し、服装もきちんとして見えるものを選びます。

 

 

靴や鞄もきれいにして、手入れをします。

高価なブランド品を身につける必要はありません。

大切なのは、清潔感です。

 

 

演奏のご依頼をいただくということは、その企業や施設のお客様の前に立たせていただくということでもあります。

 

 

演奏する前に、まず「この方なら安心してお願いできそう」と思っていただくこと。

それも、演奏の仕事の一部だと思っています。

3.生演奏を行っている企業や施設へ直接営業する

音楽事務所だけでなく、生演奏を必要としていそうな場所も調べました。

企業、各種団体、美術館、ホテル、レストラン、高齢者施設、学校、保育園、幼稚園などです。

 

 

お電話をして、必要であれば宣材写真やプロフィールを持ってご挨拶に伺います。

そして、次のようにお願いします。

「次回、生演奏のイベントを開催される際には、ぜひ出演者としてご検討いただけませんでしょうか」

 

 

待っているだけでは、私という演奏者を知らない方から依頼が来ることはありません。

まず、存在を知っていただく。

すぐに仕事にならなくても、演奏者が必要になったときに思い出していただく。

そのための営業を続けてきました。

4.自分の音楽教室を立ち上げる

私は演奏活動だけでなく、自分の音楽教室も立ち上げました。

専門楽器はフルートですが、副科として学んできた声楽やピアノも、ご希望があれば指導してきました。

 

 

ほかの楽器についてお問い合わせがあった場合には、知人の楽器講師をホームページに掲載し、生徒募集のお手伝いをすることもあります。

「私はフルート奏者だから、フルートを演奏する仕事だけ」

と限定しすぎないようにしてきました。

 

 

自分が持っている知識、経験、人とのつながりを生かしながら、音楽に関係する仕事を少しずつ増やしていきました。

 

 

演奏料だけに頼るのではなく、レッスンという収入の柱を持つことも、音楽の仕事を長く続けるために役立っています。

5.音楽業界以外の人とも積極的につながる

私は異業種交流会やパーティーなどにも積極的に参加しました。

名刺を交換したり、自主コンサートを開催するときにはチラシをお渡ししたりしました。

 

 

音楽の仕事をくださる方が、音楽家とは限りません。

会社を経営されている方、施設に関係している方、学校関係者、イベントを企画している方など、さまざまな方との出会いから仕事につながることがあります。

 

 

音楽家だけの世界に閉じこもらず、異なる仕事をしている方ともつながることを大切にしてきました。

すぐに仕事の話にならなくても、後になって演奏を必要としたときに思い出していただける場合があります。

人とのご縁は、時間がたってから仕事につながることもあります。

6.無理のない範囲で広告を使う

私は広告も利用してきました。

現在はGoogle広告やGoogleビジネスプロフィールなど、インターネットを使った方法があります。

 

 

しかし、インターネットが普及していなかった頃には、そのようなものはありませんでした。

私は最寄駅沿線の電車内広告を出したり、新聞の3行広告を利用したりしていました。

時代が変われば、広告の方法も変わります。

 

 

しかし、目的は同じです。

「ここに音楽教室があります」

「ここに演奏者がいます」

と、存在を知っていただくことです。

 

 

広告を出したからといって、必ず生徒さんや演奏依頼が増えるわけではありません。

それでも、自分の存在を知っていただかなければ、お問い合わせは生まれません。

無理のない範囲で、自分の仕事を知っていただくためにお金を使うことも必要だと考えています。

7.50歳から200万円以上を自己投資して学んだ

ここまで読むと、「森口さんは昔からパソコンやインターネットが得意だったのでは」と思われるかもしれません。

実際は、まったく逆です。

 

 

私は50歳になるまで、自分のパソコンを持っていませんでした。

Word、Excel、ビジネスメールの送り方、プロフィール文の作成などについては、自治体が開催する無料セミナーを受講し、少しずつ学んでいました。

 

 

しかし、ホームページの作り方やインターネット集客、オンラインでの商品販売については、何をどうすればよいのか分かりませんでした。

50歳になった頃、私の生活環境が大きく変わりました。

母はすでに亡くなっており、父との同居や介護も始まりました。

家庭の事情から、決められた時間に決められた場所へ出勤する働き方だけではなく、時間や場所にとらわれずにできる仕事を作る必要がありました。

 

 

そこで私は、一人で何年も悩むのではなく、すでに知識を持っている方から学ぶことにしました。

複数のビジネススクールに入り、次のようなことを学びました。

 

 

・WordPressを使ったブログの作り方
・Instagramの設定と運用方法
・インターネットを使った集客
・コンテンツの作成と販売方法
・Kindle書籍の出版方法
・オンラインで仕事を作るために必要な仕組み

 

 

これまで学びに使った金額を合計すると、200万円以上になります。

もちろん、「200万円使えば成功できる」という意味ではありません。

 

 

高額なスクールに入ることを、すべての方におすすめしているわけでもありません。

私自身も、最初は自治体の無料セミナーから始めました。

本を1冊買って勉強することや、必要なソフトを購入することも自己投資です。

 

 

大切なのは金額ではありません。

「今の自分に足りないものは何だろう」

と考え、必要なことを学ぶことです。

私は50歳のときに、「パソコンが苦手だから無理」「今さら覚えられない」と諦めませんでした。

分からないなら学ぶ。

できないなら、できるようになる方法を探す。

そのために時間とお金を使ってきました。

 

 

そのときに学んだことが、現在の収入の安定につながっています。

今では、自分でホームページを運営し、インターネットから生徒さんを募集し、オンラインで全国の方とつながることができます。

 

 

自分の経験や知識をコンテンツにして、Kindle本も出版できるようになりました。

私にとって自己投資は、単に稼ぐ方法を学ぶためのものではありません。

年齢を重ねても、家庭の状況が変わっても、自分の力で音楽の仕事を続けていくための自己投資でした。

8.オンラインで全国や海外の生徒さんを増やす

ITについて学んだことで、私の働き方は大きく変わりました。

オンラインレッスンを始め、地域だけでなく、全国や海外にいる方ともつながれるようになりました。

 

 

2026年現在、私の生徒さんの約80%がオンラインです。

私は家庭の事情で3回の引越しを経験しました。

以前は引越しをするたびに、地域で作った仕事がゼロになりました。

しかし、オンラインの仕事は違います。

 

 

住む場所が変わっても、インターネットにつながれば仕事を続けられます。

今後、生活環境が変わったとしても、すべてをゼロから作り直す必要はありません。

 

 

音楽家にとってオンラインは、単に便利なレッスン方法というだけではありません。

場所に左右されにくい仕事を作り、収入を安定させる方法の一つでもあります。

9.自分で演奏イベントを作る

演奏の仕事は、誰かから依頼されるものだけではありません。

自分で作ることもできます。

SNSや地域で少しずつファンが増えてきたら、自主コンサートを企画します。

 

 

そのとき、私は「自分が何を演奏したいか」だけでは考えません。

お客様が出かけやすい時間帯、お客様が支払いやすい金額、お客様が聴きたい内容を考えて企画します。

 

 

衣装も大切です。

一目で演奏者だと伝わるドレスを着用します。

歌詞のある曲なら、会場の皆様が一緒に歌えるようにします。

 

 

クラシックの場合は、よく知られている曲を中心にし、1曲が長くなりすぎないよう、4分以内を一つの目安にします。

「自分が演奏したいコンサート」ではなく、

「お客様が来たいコンサート」

を考えることも、音楽を仕事として続けるためには大切です。

10.自分が働いていない時間にも販売できるものを作る

音楽家の収入は、演奏料とレッスン料だけではありません。

私は、自分がその時間に働いていなくても販売できるものを作ることも大切にしています。

 

 

たとえば、CD、楽譜、動画教材、PDF教材、Kindle本などです。

自分がその時間に演奏していなくても、レッスンをしていなくても、購入していただける可能性があります。

 

 

演奏、レッスン、オンライン、出版。

一つだけに依存するのではなく、音楽に関係する複数の収入源を少しずつ作ることで、収入は安定しやすくなります。

 

 

最初から大きな商品を作る必要はありません。

自分がこれまでに経験してきたことや、人からよく質問されることを整理すると、誰かの役に立つ商品になる可能性があります。

11.営業・発信・生徒募集を毎日続ける

結局、一番大切なのは、これかもしれません。

営業する。

発信する。

生徒さんを募集する。

必要であれば広告を出す。

 

 

私は、これらを仕事がないときだけ行うのではなく、仕事があるときも続けています。

今日、演奏の仕事が入っていても、次の仕事につながる行動をします。

今日送ったプロフィールが、明日すぐに仕事になるとは限りません。

数か月後に、

「以前プロフィールをいただいたのですが」

と連絡をいただくこともあります。

 

 

だから、結果を急ぎすぎず、淡々と続けます。

仕事が入ったら営業をやめ、仕事がなくなったら慌てて営業する。

それでは、収入は安定しにくくなります。

 

 

仕事があるときに、次の仕事の種をまいておく。

これは、今も続けています。

スマートフォンとパソコンも音楽家の仕事道具

私が演奏活動を始めた1986年には考えられなかったことですが、今ではスマートフォンとパソコンも、音楽家にとって大切な仕事道具です。

 

 

スマートフォンがあれば、写真や動画を撮り、SNSを更新し、メールへ返信できます。

移動中に仕事をすることもできます。

私は移動中にノートパソコンをインターネットにつないで仕事をすることもあるため、通信プランもデータ容量をあまり気にせず使えるものにしています。

 

 

ノートパソコンでは、ホームページやブログの更新、資料作成、オンラインレッスン、出版などを行います。

今の時代は、楽器だけが音楽家の仕事道具ではありません。

IT機器を使えるようになることで、演奏以外にも仕事の可能性が広がります。

音楽だけで生活できるまではダブルワークでもいい

私は、「音楽以外の仕事をしているから音楽家ではない」とは思いません。

音楽だけで十分な収入を得られるようになるまでは、ダブルワークでもよいと思っています。

 

 

ほかの仕事をするときにも手を抜かず、働かせていただけることに感謝して取り組む。

お給料をいただき、そのお金で生活できることは、本当にありがたいことです。

生活を守りながら、少しずつ音楽の仕事を増やしていけばよいのです。

 

 

最初から、すべてを音楽一本にする必要はありません。

生活が不安定になり、音楽を続ける余裕がなくなってしまっては本末転倒です。

焦らず、自分に合ったペースで音楽の仕事を育てることが大切です。

1986年から2026年|方法は変わっても大切なことは同じ

私が演奏の仕事を始めた1986年から、40年が経ちました。

電話帳を開いて音楽事務所を探していた時代。

新聞に3行広告を出していた時代。

電車内に広告を出していた時代。

 

 

現在では、ホームページ、Google、SNS、ブログ、オンラインレッスン、動画、Kindle、AIなど、仕事を作るために使えるものが大きく変わりました。

これからも、新しい方法が生まれると思います。

 

 

だから私自身も学び続けます。

新しいものが出てきたら、自分の仕事に必要なものを見極めて取り入れます。

ただし、40年間変わらなかったこともあります。

それは、

「待っているだけでは仕事は増えない」

ということです。

コネがなくても何度ゼロになっても仕事は作り直せる

私には、音楽家の親も、親から紹介してもらえる特別なコネもありませんでした。

出産と育児で、7年間演奏活動から離れました。

 

 

家庭の事情による引越しで、演奏の仕事がゼロになったこともあります。

それでも2000年から演奏活動を再開し、仕事を作り直してきました。

営業する。

発信する。

人と会う。

生徒さんを募集する。

演奏する場所を探す。

広告を出す。

必要なことを学ぶ。

新しい働き方を取り入れる。

一つ一つは、とても地味な行動です。

しかし、その積み重ねが現在につながっています。

 

 

そして2026年の今日も、私は演奏の仕事を続けています。

「音楽が上手になれば、いつか誰かが見つけてくれる」

そう思って待っているだけでは、なかなか仕事にはつながりません。

 

 

演奏技術を磨くこと。

自分の存在を知っていただくこと。

仕事につながる行動を続けること。

どれも大切です。

 

 

50代でも60代でも、決して遅くありません。

私自身、50歳からパソコンを学び、オンラインの仕事を本格的に作り始めました。

時代が変われば、新しくできる仕事も生まれます。

これからも私は、演奏しながら、学びながら、音楽の仕事を続けていきたいと思っています。

演奏を仕事にしたい方へ

ここまで読んで、

「私も演奏で収入を得られるようになりたい」

「演奏はできるけれど、仕事にする方法が分からない」

「まずは月5万円くらいの副収入を目指したい」

と思われた方へ。

 

 

私は現在、演奏を仕事につなげたい方のために、

「演奏で月5万円を目指す 実践ワークBOOK」

を無料でご用意しています。

読むだけではなく、

「自分なら、どこで演奏できそうか」

「何を準備すればよいのか」

「次に何をすればよいのか」

を実際に書き出しながら整理していただくためのワークです。

 

 

いきなり月30万円を目指す必要はありません。

まずは、自分の演奏で月5万円の副収入を作るところから始めてみる。

そのための最初の一歩として、使っていただけましたら嬉しいです。

▼「演奏で月5万円を目指す 実践ワークBOOK」を無料で受け取る

 

まずは本を読みながら自分で始めてみたい方へ

「いきなりスクールで学ぶのではなく、まずは自分で勉強してみたい」

「演奏を仕事にする考え方を、もう少し詳しく知りたい」

という方のために、Kindle本も出版しています。

 

 

演奏の仕事は、特別な人だけのものではありません。

演奏できることに加えて、自分の存在を知っていただくこと、演奏を必要としている場所を探すこと、自分から行動すること、いただいたご縁を次につなげることが大切です。

 

 

私自身が長年演奏活動を続けてきた経験と、演奏者の活動をサポートしてきた経験を、Kindle本にもまとめています。

まずは本を読みながら、ご自身でできることから始めてみてください。

 

 

小さな一歩が、これからの演奏活動を変えるきっかけになるかもしれません。

▼Kindle本はこちら

近所でできる演奏活動の作り方を伝える見出しと、ノートにメモを取る女性の室内写真

音楽教室の生徒数に左右されない収入を|ご近所で始める演奏活動の作り方

音楽教室の生徒数に左右されない収入を|ご近所で始める演奏活動の作り方

 

音楽教室を続けていると、生徒数によって毎月の収入が変わることがあります。

新しい生徒が入会してくださる月もあれば、進学、転勤、家庭の事情などで退会が重なる月もあります。

講師がどれほど丁寧に指導していても、生徒数を完全に自分でコントロールすることはできません。

「空いている時間を、別の音楽の仕事に活用できないだろうか」

「音楽教室以外にも、収入の柱を持ちたい」

そう考えている方に知っていただきたいのが、ご近所の高齢者施設や地域の会場で行う演奏活動です。

演奏活動は、一部の有名な演奏家だけができるものではありません。

自分が暮らす地域で、必要としてくださる方を探し、一つずつ信頼を積み重ねていくことで、50代、60代からでも始められます。

音楽教室の空き時間を演奏の仕事に変える

高齢者施設のレクリエーションは、平日の午後に行われることが多くあります。

そのため、夕方から音楽教室のレッスンが始まる先生にとっては、比較的活動しやすい時間帯です。

たとえば、午後2時から30分または45分の演奏を行い、終了後に自宅や教室へ戻るという形であれば、通常のレッスンを大きく変更せずに活動できる場合があります。

遠方の会場まで出かける必要もありません。

まずは、自宅や教室から無理なく通える範囲にある施設を探します。

ご近所であれば、

・移動時間を抑えられる
・交通費の負担が少ない
・定期的に訪問しやすい
・施設からも依頼しやすい
・地域での紹介につながりやすい

という利点があります。

音楽教室を辞めて演奏活動を始めるのではありません。

教室を続けながら、レッスンのない時間に、もう一つの音楽の仕事を少しずつ育てていく考え方です。

最初の一歩は「1日1施設への連絡」

演奏の仕事を増やすために、最初から何十件もの施設へ電話をする必要はありません。

まずは、

「1日1施設へ連絡する」

という小さな目標から始めます。

1日1件であれば、施設を調べる時間と電話の時間を合わせても、大きな負担になりにくいでしょう。

平日だけ続ければ、1か月で約20件。

毎日1件続ければ、1か月で約30件の施設へ連絡できます。

すべての施設から、すぐに演奏依頼をいただけるわけではありません。

しかし、電話をしなければ、演奏者を探している施設に自分の存在を知っていただくこともできません。

20件、30件と連絡する中で、1施設からでも演奏のご依頼をいただければ、それは立派な演奏の仕事になります。

1回の演奏が次の依頼につながる

最初の演奏が決まったら、その1回を大切にします。

施設で喜んでいただける演奏会を行うことで、

・同じ施設からのリピート依頼
・季節行事での演奏依頼
・系列施設への紹介
・担当者様から別施設への紹介
・地域での口コミ

につながる可能性があります。

最初は1回だけのご依頼でも、演奏後に、

「来月もお願いできますか」

「次は敬老の日に来ていただけますか」

「系列の施設にも紹介してよいですか」

とお声をかけていただくことがあります。

演奏活動を広げるために大切なのは、新しい施設を探し続けることだけではありません。

一度いただいたご縁を大切にし、次回も依頼していただける演奏会を作ることです。

季節に合わせたコンサートは提案しやすい

施設へ演奏をご提案するときに、「演奏会をしませんか」と伝えるだけでは、開催時期や内容をイメージしていただきにくいことがあります。

そこで役立つのが、季節に合わせたコンサート名です。

たとえば、次のような企画が考えられます。

・1月 新春コンサート
・2月 節分コンサート
・3月 ひな祭りコンサート
・4月 春の唱歌コンサート
・5月 こいのぼり・新緑コンサート
・6月 雨の日に楽しむ室内コンサート
・7月 七夕コンサート
・8月 夏祭りコンサート
・9月 敬老の日・名月コンサート
・10月 秋の名曲コンサート
・11月 文化祭コンサート
・12月 クリスマスコンサート

季節の行事と結びつけることで、施設のご担当者様にも「その時期に開催する理由」が伝わります。

年間を通して企画を準備しておけば、演奏後に次の季節のご提案もしやすくなります。

たとえば、春のコンサートが終わった後に、

「次回は七夕に合わせた曲をご用意できます」

とお伝えすれば、継続依頼への自然なきっかけになります。

「何でもできます」より内容を分かりやすくする

演奏の仕事を始めるときは、できることをすべて伝えたくなるものです。

しかし、

「クラシックも演奏できます」

「唱歌も昭和歌謡も対応できます」

「ご希望があれば何でも演奏します」

という説明だけでは、実際の演奏会の様子を想像していただきにくいことがあります。

施設へ提案するときは、内容を具体的にします。

たとえば、

「季節の唱歌と昭和歌謡を中心にした、皆様と一緒に歌える30分の参加型コンサートです」

と伝えれば、演奏会の対象者、曲の雰囲気、時間、参加方法が分かります。

一方で、

「クラシックの名曲を落ち着いて楽しんでいただく鑑賞型コンサート」

のように、専門性を明確にする方法もあります。

大切なのは、できることを数多く並べることではありません。

「どのような方に、どのような時間を届けられるのか」を分かりやすくすることです。

演奏に参加できる工夫を加える

高齢者施設では、ただ演奏を聴いていただくだけでなく、ご利用者様が無理なく参加できる内容も喜ばれます。

たとえば、

・一緒に歌っていただく
・曲に合わせて手拍子をしていただく
・簡単なリズムを楽しんでいただく
・季節や曲にまつわるお話をする
・楽器の特徴や音色を紹介する

といった方法があります。

すべての曲を参加型にする必要はありません。

静かに聴いていただく曲と、一緒に楽しんでいただく曲を組み合わせることで、演奏会に変化が生まれます。

施設のご利用者様の体調や年齢層によっては、鑑賞型の演奏会が適している場合もあります。

演奏者側で内容を決めつけるのではなく、事前に施設のご希望を伺うことが大切です。

演奏内容は施設に選んでいただく

演奏者には、それぞれ演奏したい曲や得意な曲があります。

しかし、施設での演奏会では、演奏者がやりたいことだけを優先するのではなく、施設のご希望に合わせて内容を整える必要があります。

事前に確認したいのは、次のような内容です。

・ご利用者様の年齢層
・参加予定人数
・演奏会の目的
・一緒に歌う内容を希望されるか
・静かに聴く内容を希望されるか
・季節行事として行うのか
・演奏時間は何分程度か
・会場に使用できる設備があるか

複数の演奏プランを用意し、施設に選んでいただく方法もおすすめです。

たとえば、

1.唱歌と昭和歌謡の参加型コンサート
2.クラシックと映画音楽の鑑賞型コンサート
3.季節の曲を中心にした演奏と歌のコンサート

というように、選択肢を示します。

ご担当者様にとっても、ゼロから内容を考えるより、用意された企画から選ぶ方が負担を減らせます。

主役は演奏者ではなくお客様

施設演奏で忘れてはならないのは、演奏会の主役は演奏者ではなく、聴いてくださるお客様だということです。

演奏者の技術や個性を披露するだけの場ではありません。

・知っている曲を聴いて安心する
・懐かしい曲から昔の記憶がよみがえる
・周りの方と一緒に歌う
・音楽を通して季節を感じる
・日常とは少し違う時間を楽しむ

そのような時間を届けることが、施設演奏の価値です。

「自分が何を演奏したいか」だけではなく、

「お客様にどのような気持ちになっていただきたいか」

を考えてプログラムを作ることが、継続依頼につながります。

ご近所だからこそ信頼していただける

地域で活動する演奏者には、大きな強みがあります。

施設にとって、近くに住んでいる演奏者は、

・移動のトラブルが起こりにくい
・定期的に依頼しやすい
・急な相談をしやすい
・地域の話題を共有しやすい
・長く関係を築きやすい

という安心感があります。

資料を郵送するだけでなく、可能であれば事前にご挨拶へ伺ったり、近隣の施設に直接資料を届けたりすることも信頼につながります。

目指したいのは、遠くから来る特別な演奏家ではなく、

「何か音楽の企画をしたいときに、気軽に相談できる地域の音楽家」

になることです。

無理のない料金から実績を作る

演奏活動を継続するためには、演奏者にも施設にも無理のない料金を設定することが大切です。

活動を始めたばかりの時期は、まず地域で実績を作ることを優先し、内容と時間が分かりやすい料金を提示します。

たとえば、

・30分 5,500円
・45分 7,700円
・60分 11,000円

という形で、演奏時間ごとに料金を決めておくと、施設側も検討しやすくなります。

交通費を料金に含める場合は、そのことも資料に明記します。

料金を安くすれば必ず依頼が増えるわけではありません。

演奏内容、準備、移動時間、施設の予算、ご自身の活動状況を考えながら、継続できる料金を決める必要があります。

最初の数施設では、体験演奏やボランティア演奏を行い、写真やご感想などの実績を作る方法もあります。

ただし、無償演奏を続けることが目的にならないよう、次の有償依頼につなげる流れを考えておきましょう。

1日1件を続けるために記録を残す

架電営業は、電話をかけて終わりではありません。

施設ごとの記録を残しておくことが大切です。

ノートや表には、次の項目を記録します。

・施設名
・所在地
・電話番号
・電話をした日
・担当者様のお名前
・お話しした内容
・資料送付の有無
・改めて連絡する時期
・次回行うこと

「今は予定がありません」と言われた施設でも、半年後や1年後には状況が変わっている可能性があります。

担当者様が変わったり、以前依頼していた演奏者が活動を終了したり、新しい行事が始まったりすることもあります。

一度お断りいただいたからといって、その施設とのご縁が完全になくなったわけではありません。

記録を残し、時期を空けて丁寧にご連絡することで、演奏依頼につながる場合があります。

1年後の成果は今日の小さな行動から生まれる

演奏活動は、最初から大きな成果が出るとは限りません。

電話をしても担当者様につながらない日があります。

資料を送っても、お返事をいただけないことがあります。

演奏を提案しても、施設の予算や時期が合わないこともあります。

それでも、1日1施設への連絡を続ければ、1年間では多くの施設に自分の活動を知っていただけます。

その中から、

・最初の演奏依頼
・次回のリピート依頼
・季節行事のご相談
・系列施設への紹介

が少しずつ生まれます。

大切なのは、一度に無理をすることではありません。

自分の体調や本業に合わせて、続けられる行動を決めることです。

今日1施設を調べる。

明日1本の電話をかける。

今週1ページの演奏者資料を整える。

その積み重ねが、生徒数だけに左右されない新しい収入の柱につながっていきます。

演奏活動を始めるための無料ワークBOOK

「演奏活動に興味はあるけれど、何から始めればよいか分からない」

「自分の経験を、どのように演奏の仕事につなげればよいか整理したい」

という方へ、『演奏で月5万円を目指す 実践ワークBOOK』をご用意しています。

このワークでは、

・これまでの演奏経験
・提供できる演奏内容
・活動できる地域と時間
・目標とする演奏回数や収入
・これから準備すること

を書き出しながら、ご自身に合った演奏活動を整理していただけます。

完璧な計画を立てる必要はありません。

まずは、今の自分にできる小さな一歩を見つけてみてください。

 

 

ご近所で演奏の仕事を始めたい方へ

Kindle本『ご近所で!有償演奏一年生』では、地域で演奏活動を始めるための具体的な方法をご紹介しています。

・ご近所で演奏できる場所の探し方
・施設への連絡方法
・演奏者資料の作り方
・高齢者施設で喜ばれる選曲
・参加型コンサートの作り方
・継続依頼につなげる考え方
・演奏活動を収入に変えるための準備

などを、実際の活動経験をもとにまとめています。

「音楽教室以外にも収入の柱を作りたい」

「地域の方に演奏を届けたい」

「50代、60代から演奏活動を始めたい」

という方は、ぜひお役立てください。

生徒数は、自分の努力だけで完全に決められるものではありません。

だからこそ、音楽教室を大切に続けながら、教室以外にも音楽を届ける場所を持つことが、これからの安心につながります。

1日1施設への連絡から、ご近所でできる演奏活動を始めてみませんか。

Woman on a phone at a desk with a violin, writing in a notebook; warm home office setting with soft Japanese text promotional banner on the left.

高齢者施設への演奏営業は1日1件から|地域で選ばれる演奏活動の始め方

高齢者施設への演奏営業は1日1件から|地域で選ばれる演奏活動の始め方

「地域の高齢者施設で演奏してみたい」

「音楽教室のレッスンがない時間を、演奏の仕事につなげたい」

そう思っていても、実際に施設へ連絡するとなると、最初の一歩がなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

営業という言葉を聞くと、

「たくさん電話をしなければならない」

「断られても、すぐに次へ進まなければならない」

というイメージを持つかもしれません。

しかし、最初から無理をする必要はありません。

まずは、

「1日1施設へ電話してみる」

そこからでも、演奏活動は十分に始められます。

今回は、東京都在住のバイオリン奏者の方に行ったサポートをもとに、地域で演奏活動を始めるための施設選びや、演奏者資料の作り方、電話営業の進め方についてお伝えします。

音楽教室の空き時間を演奏活動に活用したい

今回ご相談いただいたのは、東京都内で音楽教室を運営されているバイオリン奏者の方です。

ご相談内容は、

「音楽教室のレッスンが入っていない時間に、近隣地域で定期的に演奏活動をしていきたい」

というものでした。

楽器の指導を続けながら、教室以外にも音楽を届ける場所を持ちたいと考える方は少なくありません。

特に、高齢者施設での演奏は、平日の午後に実施されることが多いため、音楽教室のレッスンが始まる前の時間を活用できる場合があります。

自宅や教室から無理なく通える範囲で演奏活動ができれば、移動時間や交通費の負担も抑えられます。

地域の方に喜んでいただきながら、教室以外の収入の柱を少しずつ育てていくことも可能です。

最初に連絡する施設を絞り込む

演奏活動を始める際、地域にあるすべての施設へ、手当たり次第に電話をする必要はありません。

まずは、自分の演奏内容と相性がよい施設を絞り込むことが大切です。

今回の営業リストは、次の条件を中心に作成しました。

・有料老人ホーム
・定員50名以上
・介護付き有料老人ホームを優先

最初に介護付き有料老人ホームへご提案し、その後、住宅型有料老人ホームへ連絡を進めていく流れです。

施設の種類や規模によって、レクリエーションの実施状況や演奏依頼の考え方は異なります。

すべての施設へ同じように連絡するのではなく、優先順位を決めておくと、落ち着いて営業を進められます。

演奏者資料は「何でもできます」より特化型にする

演奏活動を始めたばかりの頃は、演奏者資料に、

「クラシックも演奏できます」

「唱歌や昭和歌謡にも対応できます」

「ご希望に合わせて、さまざまな演奏ができます」

と、できることを幅広く書きたくなるものです。

しかし、施設のご担当者様に内容を分かりやすく伝えるためには、「何でもできます」と書くよりも、演奏内容を絞った方が効果的です。

今回のバイオリン奏者の方には、次の内容を中心に資料を整えることをご提案しました。

・専門楽器をバイオリンに絞る
・季節を感じられる唱歌を入れる
・1970年代頃までの昭和歌謡を取り入れる
・具体的な演奏プログラム例を掲載する

施設のご担当者様が演奏者資料を見たときに、

「どのような演奏会になるのか」

「ご利用者様に楽しんでいただけそうか」

ということを、すぐに想像できるようにすることが大切です。

楽器演奏を中心にした企画も選択肢になる

ピアノ伴奏者との共演が難しい場合、伴奏音源を使用して演奏する方法もあります。

その場合、「歌を中心にした演奏会」よりも、「楽器演奏を中心にしたコンサート」としてご提案した方が、演奏者の魅力が伝わりやすいことがあります。

たとえば、バイオリンであれば、

・季節の唱歌
・懐かしい昭和歌謡
・映画音楽
・親しみやすいクラシック曲

などを組み合わせることで、施設のご利用者様にも楽しんでいただけるプログラムを作れます。

すべての曲を一緒に歌っていただく必要はありません。

演奏を聴いていただく曲と、皆様に参加していただく曲をバランスよく組み合わせることで、無理のない参加型演奏会になります。

電話営業は1日1施設から始める

営業というと、1日に何十件も電話をするイメージがあるかもしれません。

しかし、地域で演奏活動を始める場合は、最初から多くの施設へ連絡する必要はありません。

まずは、

「1日1施設へ電話する」

という目標で十分です。

施設への最初の電話は、5分程度で終わることもあります。

1日1件であれば、本業や家事の合間にも続けやすくなります。

大切なのは、一度にたくさん行うことではありません。

少ない件数でも、行動を止めずに積み重ねていくことです。

電話をする前に準備しておくもの

施設へ電話をする前に、次の3つを準備しておくと安心です。

・電話用のスクリプト
・営業記録用の大学ノート
・ボールペン

パソコンが使える方は、ExcelやGoogleスプレッドシートで管理してもよいでしょう。

ただし、パソコン操作に慣れていない場合は、無理にデジタルで管理する必要はありません。

大学ノートに記録する方法でも、十分に営業活動を進められます。

営業記録に残しておきたい項目

電話をした後は、次の内容を記録します。

・電話をした日時
・施設名
・担当者様のお名前
・お話しした内容
・資料送付の有無
・改めて連絡する時期
・次回行うこと

「担当者様が不在だった」

「今は演奏会を予定していない」

「資料を見てから検討する」

など、施設によってご回答はさまざまです。

その場ですぐに演奏が決まらなくても、記録を残しておけば、数か月後に改めて連絡できます。

営業記録は、演奏活動を継続していくための大切な財産になります。

一度断られても状況が変わることがある

施設や企業から断られたからといって、その場所とは今後一切ご縁がないとは限りません。

森口自身も、以前、

「フルート奏者はすでにいるので」

という理由で、同じ企業から3回以上お断りいただいた経験があります。

それでも、時期を空けて改めて連絡した結果、最終的にはレストランの演奏者として採用していただくことができました。

施設や企業の状況は、1年後、2年後には変わっていることがあります。

・担当者様が変わった
・以前の演奏者が活動を終了した
・新しいイベントが始まった
・ご利用者様から音楽の要望があった

このような変化が起こることもあります。

一度お断りいただいた施設にも、記録を残し、適切な時期に改めてご提案することが大切です。

地域で選ばれる演奏者になるために

地域で継続的に演奏活動をしていくために必要なのは、演奏技術だけではありません。

・丁寧に連絡すること
・約束を守ること
・施設のご希望を確認すること
・演奏後に感謝を伝えること
・活動を継続して発信すること

こうした積み重ねが、施設からの信頼につながります。

演奏活動は、無理をして遠くまで広げるものではありません。

まずは、自宅や教室の近くで、地域の方に喜んでいただける演奏を続けること。

その積み重ねが、次回のご依頼や別の施設からのご相談につながっていきます。

まずは今日、1施設を調べてみましょう

「高齢者施設へ電話するのは緊張する」

「まだ演奏者資料も完成していない」

という方は、今日すぐに電話をしなくても構いません。

まずは、ご自宅の近くにある高齢者施設を1か所調べてみてください。

そして、ノートに次の内容を書き出してみましょう。

・施設名
・所在地
・電話番号
・施設の種類
・定員数
・自宅からの所要時間

小さな準備を一つ行うだけでも、演奏活動は始まっています。

大切なのは、完璧に準備してから動くことではありません。

今できることから、一つずつ進めることです。

演奏で月5万円を目指す実践ワークBOOK

「地域で演奏活動を始めたいけれど、何から手をつければよいか分からない」

「自分の演奏を、どのように仕事につなげたらよいか整理したい」

という方へ、無料の実践ワークBOOKをご用意しています。

『演奏で月5万円を目指す 実践ワークBOOK』では、ご自身の経験や演奏内容を整理しながら、これからの活動につながる一歩を考えていただけます。

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演奏活動の具体的な進め方を本で学びたい方へ

施設営業の方法や演奏者資料の作り方を、さらに詳しく知りたい方には、Kindle本『ご近所で!有償演奏一年生』をご用意しています。

本書では、

・高齢者施設での演奏活動の始め方
・施設への営業方法
・演奏者資料の作り方
・選ばれやすいプログラム構成
・高齢者施設で喜ばれる曲選び
・地域で継続的に活動するための考え方
・実際の演奏活動事例

などを、これから演奏活動を始める方にも分かりやすくご紹介しています。

「音楽教室以外の収入の柱を作りたい」

「自分の演奏を地域の方に届けたい」

「演奏を喜んでいただきながら、収入にもつなげたい」

という方は、ぜひお役立てください。

演奏活動は、特別な人だけができるものではありません。

1日1施設を調べること。

1本の電話をかけること。

演奏者資料を1ページ整えること。

その小さな積み重ねが、地域で必要とされる演奏者への第一歩になります。

演奏の仕事を1日で形にする1DAY研修の広告バナー。ノートパソコンを使う女性が右手前にいる。

演奏の仕事を1日で形にする|「演奏の仕事づくり 1DAY研修」を開講しました

最近、演奏活動についてご相談をいただく中で、

「できるだけ早く演奏の仕事を始めたい」

「長期間かけるのではなく、短期間で必要な準備を整えたい」

「自分一人では、プロフィールや演奏者資料、ホームページを作るところで止まってしまう」

というお声をいただくことが増えてきました。

そこで今回、新しく

「演奏の仕事づくり 1DAY研修」

を開講することにしました。

学ぶ1日ではなく、「つくる1日」です

この研修は、5時間講義を聞いて終わるセミナーではありません。

事前に専用のワークに取り組んでいただき、その内容をもとに、当日は私と完全マンツーマンで進めていきます。

演奏経験や強みを整理しながら、

・どんな場所で演奏するのか
・どんな演奏プランにするのか
・演奏料金はいくらにするのか
・プロフィールをどう書くのか
・施設へ渡す演奏者資料をどうするのか
・ホームページに何を掲載するのか
・どこへ営業するのか
・電話やメールで何と伝えるのか

といったことを、一緒に決めて形にしていきます。

自分で文章を書けなくても大丈夫です

「自分の強みが分からない」

「プロフィールなんて書けない」

「営業文章をどう書けばいいのか分からない」

という方もいらっしゃると思います。

すべてをご自身だけで完成させる必要はありません。

私がヒアリングしながら、その方の経験や強みを一緒に整理して、言葉にしていきます。

だからこれは、

「自分で全部作る研修」ではなく、「一緒につくる体験型研修」

です。

研修が終わった翌日から動ける状態を目指します

1DAY研修の最後には、

「明日、どこの施設へ連絡するのか」

「どの方法で連絡するのか」

「何と伝えるのか」

というところまで具体的に決めます。

「演奏の仕事をしたいけれど、何をしたらいいのか分からない」

という状態から、

「明日は、まずここへ連絡してみよう」

という状態まで進むことが、この1DAY研修の目標です。

もちろん、1日受講したからといって演奏依頼や収入を保証するものではありません。

でも、何ヶ月も一人で迷っている時間を短くして、演奏の仕事に向けた最初の一歩を踏み出すための準備を、一緒に整えることはできます。

営業がどうしても苦手な方へ

研修では、FAXやメールの文章、電話での伝え方まで一緒に準備します。

まずはご自身で営業活動を始められるようにサポートしますが、

「電話営業だけはどうしても難しい」

という方には、研修終了後、別途営業代行についてご相談いただくことも可能です。

これまで続けてきた音楽を、これからの仕事へ

何年、何十年と続けてきた楽器。

せっかく身につけてきたその経験を、演奏の仕事につなげてみたい。

でも、一人では何から始めたらいいのか分からない。

そんな方のための1日です。

学ぶ1日ではなく、つくる1日。

これまで続けてきた音楽を、これからの人生の仕事につなげるきっかけにしていただけたらと思っています。

演奏の仕事づくり 1DAY研修は、全国オンライン・完全マンツーマンで実施します。

詳細はこちらからご覧いただけます。